世界的にたばこは廃絶方向にある
近年になって世界のたばこ廃絶の運動は日に日に力を増しています。ファミレスでは以前は大半を喫煙席が占めていたのに、今では喫煙席のほうが少数派になってしまいました。電車の中もホームも構内もほとんどが全面禁煙になり、どんどん喫煙者が締め出されています。神奈川県では県全体での禁煙を推進し公共施設での全面禁煙が始まりました。さらにたばこ税の増税も時間の問題です。世界のたばこの値段は欧州で1,000円以上、豪州ではすでに1,600円を超えており、日本もこれに追随するのは時間の問題です。世界はたばこを廃絶する方向でまとまっています。
世界的な禁煙の流れを受けて多くの喫煙者の方も禁煙せざるをえませんがなかなかできません。ご存知のようにたばこに含まれるニコチンにはかなりの中毒性をもっており、たばこを吸えば数ほどニコチン中毒となってたばこから離れなれなくなるのです。しかしたばこを吸い続けても全くよいことはありません。気道や肺はズタズタになり、周りに迷惑をかけ、己の寿命を縮め、生まれてくる子どもにまで負の遺産を残してしまうのです。
たばこ病・COPDになる前に改善を
たばこを吸い続けると悪いことばかりおこります。その代表的な病気がCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。これは慢性気管支炎・肺気腫(はいきしゅ)等の気道が閉塞状態になる病気の総称でタバコ病とも言われます。その名が示すとおり、喫煙者に圧倒的に多い病気で、日本国内でも500万人以上の患者がいるといわれています。このCOPDになれば確実に寿命を縮めることになるのです。まさにたばこは寿命を縮める死の死者なのです。

そんなことにならないためにも、自分がどれほどのCOPDであるかを認識し治療をしなければなりません。しかしCOPDの治療はまだ公には浸透しておらず試行錯誤の段階にあります。そんなたばこ病・COPDの改善を行っているのがたばこ病早期発見・改善モニターなのです。その名の通り、たばこ病を早期発見、改善することで世の中にたばこ病の治療を浸透させるための治験モニターです。今、喫煙が自分の意思で止められない方はこのモニターを受けることを強く勧めます。このままだと寿命が縮まりますよ?死にますよ?子どもが泣きますよ?
モニターの内容や募集条件
【治験モニターの主な内容】
事前検診のスパイロ検査(呼吸機能の検査)でCOPDの診断を受けた方は吸入液を用いて4週間治療して頂きます。
※スパイロ検査・・・肺活量計の筒を口にくわえ、思い切り息を吸い込んだ後にできるだけ早く息を吐き切るまでを測定する検査
※吸入薬は1日1回2噴射
【検診場所】
関東・関西近郊(東京・大阪)
【主な募集条件】
主に40歳以上の男女
喫煙歴がある方
吸引器による吸引が可能
1日の喫煙本数÷20×喫煙年数が10以上の方
日誌の記載にご協力頂ける方
気管支炎の既往歴、合併がない方
1年以内に心筋梗塞の既往がない方
アルコール依存症、または薬物乱用歴のない方
活動性の結核ではない方
5年以内に悪性腫瘍の手術、治療をしていない方
4ヶ月以内に治験、臨床試験の参加歴がない方、または現在他の治験に参加中ではない方
心血管系の疾患(特に肝不全、高血圧)ではない
【モニター期間】
2~3ヶ月
1~2週間ごとに通院し肺機能検査、心電図、血圧、脈拍、日誌、採血などを行う
【負担軽減費】
クリニカルトライアルでも治験はビジネスではなくボランティアであるという考えが通っています。そのため報酬や謝礼は出ませんが、負担軽減費が出ます。まぁ結局、お金がもらえることですから同じことです。金額は症状の具合によって違うので問い合わせが必要です。金額はラガールカード1つにつき1,000円分、通院1回につき約1万円です。